昨日の朝
目覚めた時は
お気に入りの
夢が欠伸の牙を
見つめてた
急な坂道の向こう
覚えてない
ナイアガラからの
嫌がらせ?
ぐうぐう寝言を
聞かれたくない君は
陽射しが消えた
この世界の中
うぉーおーきな
声で呟く
むにゃむにゃ寝言を
聞かれたくない
筈なのに
カメラの向こうでは
誰かがポエムの
マネー
昨日の朝
零れた常盤
戻れない
線路の側で
ふるえる
願いが途切れたら一体
誰が笑うよ
口を閉ざした貝を
こじあけて
壊れた記憶が
未来の約束
塗り替えても
開いた貝殻に
君の唄は漂う