どれくらいの分かれ道があったろう
振り返っては間違いだったって思う
「僕にだってさ、夢の仕事があったよ」
テレビの中の主人公が眩しい
僕らのこの世界は 魔法なんてないや
何かに勝つ呪文もないや
僕らはこの世界で もがくしかないんだ
きっと
0か1じゃ決められない僕らは
小数点でいつも迷ってばかり
誰かに掴まらなきゃ歩けないや
便利なハウツーはあれど
期待通りの未来は 欲しかないんだ
きっと
諦めってやつが ほら カウントダウン始めて
もうリセットボタン押しそうだ
僕らのこの世界は 魔法なんてないや
何かに勝つ呪文もないや
だからこそ この世界でもがくしかないんだ
きっと
どれくらいの分かれ道に会うだろう
その一つを僕ら歩いていけるかな